
今日は漫画家志望者さんを集めてネーム講評会を開きました。
(画像は私の漫画のネームと刷り出し)
元々は私が漫画専門学校の講師をしていた繋がりで、元生徒さんのフォローのために開いていたのですが、うちのアシスタントさんの間で話題となり「私も参加したい!」との声を受けてやることに。
毎回、驚くほどあっという間に時間が過ぎるこの会、カフェなどで長居するのは難しくなってきたので今日はワークスペースを借りました。予約ができないので利用できるか心配だったんだけれど、早い時間に行ったせいか良い席に案内されました。良かった!
この会に参加される方は皆さんとても熱意があって、作品のレベルも高いです。でも高いが故に壁にぶち当たった時どうすればいいか迷うみたいで。基本的なこと、初心者向けの漫画の描き方などはネットや本で情報が手に入るけれど、ある程度描ける人の悩みというのは複雑かつ多岐にわたり、なかなか答えが見つからない。そして相談できる相手がいない。これがネックなんですよね。
編集担当さんが付いている方もいるのですが返事が来ないとかネームが進まないとか。こういう話はどこですればいいかわからないよね。漫画描かない人に言ってもしょうがないしね。わかるよその気持ち。
同じくらい技術があって同じくらい熱意を持った志望者さんが集まるのは、なかなか難しいことなのかもしれません。参加者さんの話を聞いてると「こういう集まりは貴重だ」とのこと。
結局6時間(!)漫画トークで盛り上がりました。2次会はごはんを食べに行って、ここでも漫画の話を。とても楽しい時間でした。
上手いアドバイスが出来たかどうかはわかりませんが、参加者さんのおかげで熱く充実した時間を過ごせました。そして私も頑張らなくちゃ!という気持ちに!漫画描きの一人として、新人漫画家を応援したい気持ちはすごくあるので、何かの役に立つのならまた開催したいです。