ネーム講評会

    先日、知人を集めて漫画のネーム講評会を開きました。
    カフェでお茶飲みながらネーム見てあーだこーだ言う会です。
    楽しかったです。
    参加してくださった皆さんありがとうございました!

    しかし思ったよりフルパワーで脳味噌使いまくりで体力の消耗が半端なかったです。
    まぁなんだかんだで5時間ほどしゃべってましたからね!5時間って!2軒目のカフェでクローズの時間制限がなかったらまだもう少ししゃべってたんじゃないだろうか……;

    私、今年春まで漫画専門学校の講師をしておりまして、そこの生徒さんのその後が気になってこういう会を開こうと思いました。講師を辞めること、ギリギリまで話せなかったし、卒業まで私の授業を受けられると思っていた生徒さんには申し訳なかったなぁと思ってて。学校には他にもたくさん講師がいるのだけれど、少女誌を目指している子はできればそちらで描いてる先生に教わりたいって思いますよね。

    ツイッターでそんな話をしていたら知人のフォロワーさんも参加したいと言い、それならこの人も呼ぼうかしらと声をかけ。結果的に元生徒さんだけでなく私の知り合い集めた会になりました。

    常々、生徒さんにはもっと外の世界を見て欲しいと思っていたので、このメンバーを集められて良かったです。

    どこもそんな感じかもしれませんが、学校ってとても閉鎖された空間なんですよね。学校の中だけで完結してしまって、それで満足してしまう。それはね、漫画家という職業を目指す人にとって危険なことなんじゃないかって感じていたんですよね。漫画家って基本フリーランスだから。

    でも人にどうやって接するか、どんな気遣いが必要か、言葉や授業で伝えるのは難しい。だから学校の外の人と接する機会を作ってあげたかった。私も「外」の人間なんだけど、教室に入ってしまうとそれを感じられなくなるみたいですし。

    ネームのほうは皆さん力作を用意してくれて、どれも読んでいて楽しかったです。
    話の流れや構成で自分がいつも気をつけていること、今の業界で感じることなどを話しました。

    カフェのスイーツも美味しかった!
    まったりとした良い雰囲気の会になりました。
    参加者さんたちにとっても、得るものがあった会であればいいなと思いました。